Hello!
年号が令和になって二年目のゴールデンウィーク。
いかがお過ごしでしょうか?
ボクは相も変わらず、のらりくらりと過ごしております。
7日間ブックカバーチャレンジ。
本日6日目でございます。
本日ご紹介する本はこちら!
価格:539円 |
こちらの本を買ったきっかけはジャケ買いならぬ帯買いでした。
世界的に有名な指揮者である佐渡裕さんが「プレッシャーに負けそうな時、この本の《言葉》に何度も助けられました。」と書いてあるのに心惹かれて読むに至りました。
この本は「こうしたら幸せになれる!」とか「これをすれば必ず人生が良くなる!」という類の本ではございません。
むしろ逆に、読者に明確な答えを与えずに考えを深めさせる傾向があります。
言うなれば「呪文」のように本書の名言と付き合うのがいいのかもしれません。
正しいとか正しくないとか、教えられるとか言うのではなく、「呪文」を唱えていると心が収まるのである。私は「ふたつよいことさてないものよ」という呪文が好きで、よく唱えている。この呪文を唱えると納得がいったり、楽しくなったりするのである。格言とか箴言とかいうものではないが、読者が「呪文」として愛好して下さる言葉を、このなかからひとつでも見出していただけると、まことに幸いと思っている。
と河合隼雄がおっしゃっているので、私の心に刺さった「呪文」を列挙します。
努力によってものごとは解決しない、とよくわかっているのだけど、私には努力ぐらいしかすることがないので、やらせて頂いている。
努力が問題解決の方法と捉えずに、自分の心のバランスをとるための行為と捉える。
ひょっとして解決でもしたら幸運であると考え、努力するのも楽しい。
そう考えながら努力させて頂きます。
正しい答えなどはない。各人は己の器量と相談しながら、自分の生き方を創造してゆくより仕方がない。
自分というフィルターを通して、生き方を表現する。その方法や出来上がったものがいろいろあって面白い。
ボク自身もマジパン細工を作ったり、ブログを書いたりするのは、心の均衡をとるためによるのが大きいです。
河合隼雄 著 「こころの処方箋」にはまだ多くの「呪文」がございます。
一度手にとって、このブログをお読みのあなただけの「呪文」と出会って頂けましたら、幸いです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
Bless you and me!
本日のマジパン細工。
原点に戻って少ない数のバラの花びらでバラを作る。
本物のバラを参考にしよう。
この記事へのコメントはありません。