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本日ご紹介する本はこちら！

不動心 （新潮新書） [ 松井 秀喜 ]

価格:792円
(2020/5/2 22:01時点)
感想(58件)

私は野球に詳しくはありません。そしてあまり興味もございません。

しかし「ゴジラ」松井秀喜は大好きです！

特にこの本を読んでから人間的にファンです！

本書から松井秀喜流の思考法、私が一番感動したものを紹介していきます。

僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。

この言葉に私自身とても考えさせられました。

何故なら、2020年に新型ウィルスが世界中に流行り、国内外を自由に往来することが出来ません。

本来何もなければ私は2020年6月にオーストラリアに語学留学する予定でした。

“延期”

中止ではないですが、延期となった時は茫然としました。

先行き不安もさることながら、どないしたらええねんと少し焦っていました。

「大丈夫、大丈夫」と自分自身に言い聞かせても、現実は変わらない。

悶々とした日々を過ごしておりました。

そんな時、12年前に購入した「不動心」をたまたま再読しました。

最初に読んだときはただ面白いという浅い感想しかありませんでした。

しかし再読して、前述した言葉に触れ考えを改めました。

「今の自分に何ができるのか」

鬱屈した状況でただ無為に過ごすのではなく何が出来るのかを自分に問いかけて行動する。

行動をする上で松井秀喜は大切なことを言っています。

重要なのは、自分は不器用で野球の素質もないのだと認識すること、つまり己を知り、力の足りない自分自身を受け入れることだと思うのです。

松井秀喜自身、自分には輝くような野球のセンスがないと述べております。

出来ない自分、ありのままを受け入れるのは並大抵のことではありません。

むしろ辛くきついです。

ダメな自分を受け入れないと前にも進まないし、問題も解決しないと。

本当に頭が下がる思いでいっぱいです。

自分がオーストラリアに行くと息巻いていたのは現状の自分、ありのままの自分を受け入れたくないという逃げの気持ちもありました。

そんな弱さを受け入れた上で、今の自分にできることをやります。

「今自分にできることは何か」

この問いかけに対する答えは人それぞれです。

この文章をお読みの方が素晴らしい人生を歩まれますように

最後まで読んで頂きましてありがとうございました！

Bless you and me!

本日のマジパン細工。花びらを多く作るが、マジパンが柔らかい。固さを調節しよう。