読書

7day book cover challenges#6「こころの処方箋」

Hello!

年号が令和になって二年目のゴールデンウィーク。

いかがお過ごしでしょうか?

ボクは相も変わらず、のらりくらりと過ごしております。

7日間ブックカバーチャレンジ。

本日6日目でございます。

本日ご紹介する本はこちら!

 

こころの処方箋/河合隼雄【合計3000円以上で送料無料】

価格:539円
(2020/5/4 03:43時点)
感想(2件)

こちらの本を買ったきっかけはジャケ買いならぬ帯買いでした。

世界的に有名な指揮者である佐渡裕さんが「プレッシャーに負けそうな時、この本の《言葉》に何度も助けられました。」と書いてあるのに心惹かれて読むに至りました。

 

この本は「こうしたら幸せになれる!」とか「これをすれば必ず人生が良くなる!」という類の本ではございません。

むしろ逆に、読者に明確な答えを与えずに考えを深めさせる傾向があります。

言うなれば「呪文」のように本書の名言と付き合うのがいいのかもしれません。

正しいとか正しくないとか、教えられるとか言うのではなく、「呪文」を唱えていると心が収まるのである。私は「ふたつよいことさてないものよ」という呪文が好きで、よく唱えている。この呪文を唱えると納得がいったり、楽しくなったりするのである。格言とか箴言とかいうものではないが、読者が「呪文」として愛好して下さる言葉を、このなかからひとつでも見出していただけると、まことに幸いと思っている。

と河合隼雄がおっしゃっているので、私の心に刺さった「呪文」を列挙します。

 

努力によってものごとは解決しない、とよくわかっているのだけど、私には努力ぐらいしかすることがないので、やらせて頂いている。

努力が問題解決の方法と捉えずに、自分の心のバランスをとるための行為と捉える。

ひょっとして解決でもしたら幸運であると考え、努力するのも楽しい。

そう考えながら努力させて頂きます。

正しい答えなどはない。各人は己の器量と相談しながら、自分の生き方を創造してゆくより仕方がない。

自分というフィルターを通して、生き方を表現する。その方法や出来上がったものがいろいろあって面白い。

ボク自身もマジパン細工を作ったり、ブログを書いたりするのは、心の均衡をとるためによるのが大きいです。

河合隼雄 著 「こころの処方箋」にはまだ多くの「呪文」がございます。

一度手にとって、このブログをお読みのあなただけの「呪文」と出会って頂けましたら、幸いです。

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

Bless you and me!

本日のマジパン細工。

原点に戻って少ない数のバラの花びらでバラを作る。

本物のバラを参考にしよう。

 

 


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